福岡市早良区藤崎の福田眼科病院。外来診療から入院手術まで総合的に行う眼科専門病院
〒814-0013 福岡市早良区藤崎1-24-1
TEL 092-841-2345
網膜はカメラでいうフィルムの役割を果たしており、物を見るために重要な役割を担っています。網膜剥離とは、何らかの原因で神経網膜が網膜色素上皮からはがれて、硝子体の中に浮き上がった状態をいいます。一番多いのが裂孔原性網膜剥離です
裂孔原性網膜剥離
網膜の一部に、変性による円孔や硝子体の索引により裂孔が形成され、その部位から次第に(時には急激に)網膜剥離が進行していきます。
飛蚊症
黒い点や糸くずの様な物が見える。
光視症
目の中でピカピカと光って見える。
視野欠損
視野の一部が欠けて見える。
剥離がすすめば、次第に視野が狭くなっていき視力も低下します。
最悪の場合、失明にいたることもあります。
網膜裂孔
硝子体は加齢とともに液化して収縮します。収縮する硝子体の後部が網膜から離れるときに(後部硝子体剥離)、両者の癒着が強い場合、硝子体に網膜が引っ張られて裂孔が出来ることがあります。又、外傷により発生することもあります。
網膜剥離
眼球内の水分(液化した硝子体)が裂孔に流れ込むと、網膜が剥がれてしまいます(裂孔原性網膜剥離)。
糖尿病網膜症や穿孔性外傷の後などでは、網膜の上に増殖膜ができることがあります。この膜が収縮して、網膜を引っ張ることにより、網膜剥離が発生します。(索引性網膜剥離)