福岡市早良区藤崎の福田眼科病院。外来診療から入院手術まで総合的に行う眼科専門病院
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ピント調節機能を備えたレンズである水晶体は、加齢とともに徐々に弾力性が低下し硬くなります。それに伴いピントの幅が狭くなり、光をより強く屈折させなければならず、近くを見るときに、ピントが合いにくくなります。これが老眼の始まりで、調節異常の一種です。
調節力が低下すると、近くのものを見るときに、見えにくいというような症状がでてくることが多くなります。無理をすると、目の疲れ、肩こり、頭痛といったような症状が現れます。
老化現象の一種と言えます。
遠視の場合と同じ凸レンズ、近視の人では近視用のメガネをはずしたり、度を下げることにより対応します。ただし、屈折力の調節範囲が狭くなるので遠近両用レンズが必要になったり、老眼の進行が止まる65歳前後まで、度の進行に合わせて、こまめにレンズを変更する必要があります。